ストラップロックピンは、ギターの落下を防止することができます。
スタジオやライブで安全にギターを弾くためにはストラップロックピンは欠かすことが出来ません。
取り付けに工具を使用しない安価なものから、工具を使用する強度が高いものまであります。色や着脱の方法など、自分自身に合うもの、自分のギターに合うものを選択することができます!
今回は、ギターの落下を防止することができるストラップロックピンの種類を紹介します!
ストラップロックピンとは
出典:ERNIEBALL
ストラップロックピンとは、ストラップがストラップピンからハズれないようにするためのパーツです。
ストラップピン自体は、ギターを購入すると初期の備品として備わっていますよね。
初期のストラップピンでも普通にストラップは付けられますし、肩からギターをぶら下げることができるのですが、ストラップの穴にストラップピンを引っ掛けているだけの状態です。
そのため、ストラップがストラップピンからとても外れやすい状態になっています。
ストラップがストラップピンから外れると・・・落下します!!!(反射神経の良い方はパッとギターを掴めるかもしれません。笑)
自分の不注意でギターが落下し、ギターが破損
これはもうただの悲劇です!
おおよそ腰の高さから落下するので、何かしら破損してしまいます。
破損には大小あると思いますが、代表的なものは、
- 塗装欠け
- 打痕
- 指板割れ
- ヘッド折れ
- ネック折れ
などがあります。
ギターにとって修理が必要になる破損もありますよね。
初期のストラップピンを使用している方は、ギターが落下する可能性もありますので、座っている状態から立つときなど、ギターを待ちながら動くときは注意しましょう!
エンドピン
ストラップピンは、エンドピンとも呼ばれています。
多くのギターのエンドピンは1つが定番ですが、トム・アンダーソン(Tom Anderson)やシェクター(Schecter)などは機種により2つある場合もあります。
ギターをぶら下げる位置や体とのフィット感でどちらのエンドピンを使うが選ぶことができるようになっています。
先程、注意しましょうと言いましたが、ギターを待ちながら動くときにいつも注意するというのはなかなかできないですよね。
1週間、3ヶ月、1年と時間が立つにつれ、ふとしたときに「あ!」となります。笑
傷程度であれば「アジ」になるとは思いますが、ネックが折れてしまってはどうしようもありません。
ギタリストであれば、ただただ演奏に集中したいですよね。いつも注意するなんて気が散っちゃって仕方ないです。笑
このような余計な注意や心配は、ストラップ外れによるギターの落下を防止することができるストラップロックピンを使用することでなくすことができます!
初期のストラップピンをストラップロックピンに変更するだけですので、スタジオやライブで使用するギターにはストラップロックピンを使用することをおすすめします。
ロックピン製
出典:ERNIEBALL
ロックピン製は、プラスチック製やラバー製のものと違い初期のストラップピンに取り付けることはできません。
ロックピン製の取り付け作業は、
- 初期のストラップピンの付け替え
- ストラップ自体へのパーツの取り付け
の2つがあります。
ストラップ自体へのパーツの取り付けるたね、今使っているストラップにも取り付けることができるため、馴染んているストラップをそのまま使用することができます!
ストラップとストラップロックピンの着脱の方法は各メーカーごとに異なるため、自分の好みで選ぶことができます!
着脱の方法は
- 指で挟む
- 指で押し込む
- 指で引っ張る
の3種類があります。
どの種類も定番となっていますので、ギターに合わせて見た目で選んでみるのもおすすめです!
例えば、Music Manのギターを使用している方はErniball製のものを選択するなど、色々な楽しみ方ができます。
おすすめ
ERNIEBALL / 4602 Strap Lock Gold
JIM DUNLOP / SLS1401N
SCHALLER / S-Locks Nickel
ストラップ付きバックル製
出典:DiMarzio
ストラップ付きバックル製は、先程紹介したロックピン製とは違い、ストラップがセットになっています。
ストラップはプラスチック製のバックルがついているものになるため、好きなストラップを使用することはできません。
通常は、ストラップピン部分とストラップ部分が1セットになって販売されていますが、このストラップ付きバックル製はストラップピン部分のみも販売されています。
素材は、ナイロンでできてるため、強く軽く扱いやすくなっています。
そのため、既に「ストラップピン+ストラップ」を1セットがあれば、ストラップピン部分だけ購入すればストラップ部分を使い回すことができます。
おすすめ
DiMarzio / DD2200 BLACK
DiMarzio / DD2200JP BKRD
プラスティック製
出典:JIM DUNLOP
プラスチック製のものは初期のストラップピンに取り付けるタイプです。
ストラップロックピンの中では、1番取り付けが簡単で安価です。
プラスティック製のため、長く使用している場合やステージングなどで酷使しつづけた場合など、割れてしまう可能性ありますので注意しましょう!
おすすめ
JIM DUNLOP / LOK STRAP
JIM DUNLOP / ERGO LOK STRAP
PLANET WAVES / Dual Lock Strap Clip
ラバー製
出典:Fender
ラバー製のものもプラスチック製のものと同じで、初期のストラップピンに取り付けるタイプです。
ストラップロックピンの中では、プラスチック製の次に取り付けが簡単で安価です。
ラバー製のため、長く使用しているなどで酷使しつづけた場合など、裂ける可能性ありますので注意しましょう!
おすすめ
Fender / STRAP BLOCKS
HARRY’S Engineering / STRAP RUBBER RED
まとめ
ストラップロックピンの取り付けには、ドライバーとペンチが必要なものもあります。
プラスチック製のストラップロックピンの場合は工具は必要ありませんが、工具を使う場合には必ず怪我に注意しましょう!
ストラップロックピンの色もゴールド、シルバー、ニッケル、ブラックなどの種類が用意されていますので、ギターのパーツ色に合わせて選ぶことができます。
何かしらのパーツを新しくするとモチベーションが上がりますよね!
ギターの落下防止になり、演奏に集中できるストラップロックピンを使ってギターライフを楽しみましょう!
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