ギター練習方法解説、今回は「ペダル奏法」を解説していきます。
ネオクラシカルなフレーズの表現には欠かすことができないのがペダル奏法です。
成り立ちの仕組みや種類などをチェックしていきましょう!
ペダル奏法とは
ペダル奏法とは一つの音を固定しているフレーズのことを言います。
図1 ペダル奏法
このフレーズでは1弦13Fの音が固定されています。
この音を中心にフレーズが作られていますね。
ちなみにこの固定されている音を「ペダル音」といいます。
このペダル音を用いることによりクラシックのようなフレーズになりますね。
これをメタルと融合させジャンルとして確立したのが、イングヴェイを筆頭としたネオクラシカルです。
そしてこのように「ペダル音」を用いて行う奏法のことをペダル奏法といいます。
ペダル奏法の練習フレーズ
では実践的なフレーズを練習していきましょう。
譜例1
図2 ペダル奏法フレーズ①
先程あげたフレーズを少し長くしたものです。
このように高音側にペダル音を置くことを「高音ペダル」といいます。
ペダル奏法はこのように高音ペダルが多用されます。
譜例2
図3 ペダル奏法②
Polyphiaの「Aviator」のJason Richardson風フレーズです。
出典:Polyphia
16分の部分がペダル奏法になっています。
譜例1と同様に高音ペダルを用いたフレーズで、1小節目は16Fが、2小節目は14Fがペダル音になっています。
譜例3
図4 ペダル奏法③
アメリカのネオクラシックメタルバンド、Symphony Xの「Seven」風フレーズです。
このフレーズは上記2つと違い複数音がペダルとなっています。
4弦の6,7Fがペダル音になっていますね。
このように複数音がペダルとなっていてもクラシカルに聞こえます。
まとめ
このようにペダル奏法を用いるとお手軽にネオクラシカルなフレーズを作成することができます。
テクニック的には指を交互に動かさなければいけないので少し難易度は上がってしまうのが難点です。
今回紹介したフレーズでペダル奏法練習してみてください!
お悩み相談コーナーと題し、いただいたギターに関するご質問に回答するコーナーがあります。
小さな悩み、大きな悩みなどに関わらず、気楽にご質問ください。
あたなのご質問で誰かの悩みも解消されるかもしれません!
ご質問お待ちしてます!