音楽理論

音程の基本

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「音程」という言葉は日常生活でよく使っていると思います。
カラオケとかで「音程がズレてる」なんて言ったりしますよね。

しかし改めて「音程とは?」と聞かれて答えられる人がどれくらいいるでしょうか?

音程は、音楽理論を学ぼうと思ったら絶対に避けて通れません。

この記事では音程の本当に基本的な事項だけを説明していますので、しっかりと押さえておきましょう!

音程とは

先ほど「音程とは?」という問題。
具体的に答えられましたでしょうか。

ズバリ音程とは

「音と音の距離」

のことを言います。

全然ピンと来ませんよね。笑
ではこれを日常生活に例えてみましょう。

例えば、我々は物と物の距離を測る時にメートル法を使っていますよね。

「AとBの距離は10cm。」

という風に言います。
単位はm(メートル)です。

ここで、これを音程に変えて表すと、

「 AとBの音程は長2度」

というような言い方をします。

このように、音と音の距離を表す時に「音程という言葉を使います。
そして、音程を表す時に使う距離の単位のことを「といいます。

図1 音と音の距離

基本となる音程

先ほど説明したように、音程は音同士の距離を表すときに使います。
では音程はどのように表記すれば良いのでしょうか?

音程は、ルートから何音離れているかによって基本の音程表記のルールが決まっています。
下記の表が基本となる音程表記のルールになります。

表1 基本表記のルール

距離 音数 音程
C – C 0音 完全1度
C – D 1音 長2度
C – E 2音 長3度
C – F 2.5音 完全4度
C – G 3.5音 完全5度
C – A 4.5音 長6度
C – B 5.5音 長7度

それぞれの音程がルートから何音離れているのか覚えておきましょう。

さらに表1を見てわかるように、ルートからアルファベットが進むごとに音程の数字が増えていますよね。

つまりCをルートとした時、「3度」は「長3度」であろうが「短3度」であろうが絶対にアルファベットはEになります。
これも音程表記のルールのひとつです。

また表1を見ると、数字の前に完全、長などと付いているのがわかります。
この完全、長などが付くことにより明確に音程を表していることになりますので、これもちゃんと覚えましょう。

まとめ

ここまでの重要ポイントをまとめると下記となります。
しっかり確認しておきましょう。

  • 基本となる音程の音数を覚える
  • アルファベットが進むごとに度数の数字が増える
  • 1度、4度、5度は完全音程
  • その他は長音程

音程の変化

完全音程の変化

先ほどの基本となる音程ですが、これが半音広くなったり、狭くなったりすることにより音程の名前が変化します。

減音程

完全音程は半音狭くなると減音程になります。

例)

CからGの音程→完全5度(3.5音)
CからGbの音程→減5度(3音)

このように、完全音程が半音下がると、減音程になります。

増音程

逆に完全音程が半音広くなると増音程になります。

例)

CからGの音程→完全5度(3.5音)
CからG#の音程→増5度(4音)

下図が完全音程変化のまとめになります。

図2 完全音程の変化

長音程の変化

短音程

先ほど完全音程が半音下がると減音程になりましたよね。
しかし、長音程は半音狭くなると短音程になります。

例)

CからEの音程→長3度(2音)
CからEbの音程→短3度(1.5音)

減音程

そして、短音程が更に狭くなることにより減音程になります。
完全音程は半音下がると減音程になりましたが、長音程は1音下がることにより減音程になります。

例)

CからEの音程→長3度(2音)
CからEbbの音程→減3度(1音)

増音程

長音程は半音広くなると増音程になります。
これは完全音程と同じですね。

例)

CからEの音程→長3度(2音)
CからE#の音程→増3度(2.5音)


下図が、長音程変化のまとめになります。
完全音程との違いをしっかり覚えましょう。

図3 長音程の変化

音程変化のまとめ

上記の変化の法則をまとめると、以下の図のようになります。

図4 音程変化のまとめ

長音程と減音程の間に短音程があるのが注意点です。
音程変化の名称も重要ですので下図をしっかりと覚えましょう。

表2 音程変換の名称

日本語 英語 略称 読み
完全 Perfect P パーフェクト
Major M メジャー
Minor m マイナー
Diminished dim ディミニッシュ
Augmented aug オーギュメント

まとめ

以上が音程の基本的な事項になります。

実は、音楽理論を理解できていないという人は大抵音程を理解できていません。

音程は音楽の根本にあるものですし、変化の法則さえ掴んでしまえばそんなに難しいものではありません。

楽曲、音楽理論の理解を深めていくためにも、音程はしっかりと理解しておきましょう!

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