【レビュー】D’Addario 新コーティング弦「XT」

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演奏のプレイヤビリティに大きな影響を与えるギター弦。
各社から数多くの種類が販売されていますが、その中でもシェアがどんどん広がっているのがコーティング弦です。

各社からコーティング弦が発売されていますが、エリクサーの一強状態になっているのが現状です。

そんな中、ダダリオが新たに新コーティング弦を発売しました!
今回はその「エリクサー越えだ!」と噂の新商品「XT」のレビューをしていきます。

なお今回の記事で比較しているエリクサーはOptiwebになります。

弦の種類については下記記事を参考にしてください。

弦の種類
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商品情報

【レビュー】D’Addario新コーティング弦「XT」 - 商品情報
出典:D’Addario

商品名 D’Addario XT
発売日 2019年10月21日
メーカー希望小売価格 2500円(税抜)
※実売価格1500円程度
公式サイト https://kcmusic.jp/daddario/xt_series.html
【レビュー】D’Addario新コーティング弦「XT」 - D’Addario / XT
XT
D’Addario

レビュー

パッケージ

【レビュー】D’Addario新コーティング弦「XT」 - D’Addario XT - パッケージ表

図1 D’Addario XT – パッケージ表

【レビュー】D’Addario新コーティング弦「XT」 - D’Addario XT - パッケージ裏・中身

図2 D’Addario XT – パッケージ裏・中身

パッケージを開けると袋に入っています。
袋にはジッパーがついています。
従来のダダリオ弦同様エンドに色がついていて、色で何弦なのか判断できます。

【レビュー】D’Addario新コーティング弦「XT」 - D’Addario XT - ステッカー

図31 D’Addario XT – ステッカー

またおまけでステッカーが付いていました。

サウンド

サウンドはエリクサーに比べるとかなりナチュラルなサウンドになっています。
エリクサーはパリッとしたクリスピーなサウンドが特徴で好き嫌いの分かれるサウンドでした。

しかしXTはノンコーティングのダダリオに非常に近いサウンドになっています。
なので「ダダリオのサウンドが好き」という方にはおすすめですね。

触り心地

触り心地もノンコーティング弦にかなり近い仕上がりになっています。

弦を触るとノンコーティングで鳴る「キュッキュ」という音が鳴ります。
コーティングが薄い証拠です。

エリクサーはかなりツルツルでスライドなどがしやすくなっているのでこれも好き嫌いが分かれますね。
エリクサーではピックスクラッチが上手く鳴りませんが、XTならしっかり鳴ります。

またエリクサーはプレーン弦はコーティングされておらず種類関係なく統一されていますが、XTはプレーン弦もコーティングされています。
そのためプレーン弦はXTの方がツルツルしています。

寿命

エリクサーは半年経っても全く錆びないほどの寿命があります。
XTはまだ発売してから2ヶ月弱ですので、まだエリクサーとしっかりと比較はできません。

記事執筆現在、XTを張ってから1ヶ月ほど経っていますが、いまだ張りたての時の状態は変わっていませんし、錆びそうな気配もありません。

ただコーティングはXTの方が薄いのでエリクサーの方が長持ちしそうです。
後日改めてしっかりと比較して追記していきたいと思います。

まとめ

以上ダダリオXTの紹介でした。

サウンド、触り心地はかなりノンコーティング弦に近い仕上がりになっている印象でした。
ただこれも全てがメリットではなく好き嫌いもありますね。

「エリクサーはツルツルすぎる!」という方はXTの方がいいですし、反対に「そのツルツルが弾きやすい!」という方はエリクサーの方が弾きやすいでしょう。

両方試しサウンド、弾き心地、寿命全てを総合的に判断して使用する弦を選んでいきましょう!

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