各メーカーから様々な素材、ゲージ(太さ)が販売されていますよね。
今回はその中から素材を3種類、ゲージ(太さ)の違いや変えるときの注意点、そしてモダンな7弦、8弦、9弦についてもご紹介します!
素材
ニッケル
出典:サウンドハウス
弦に悩んだらまずこれ!と言えるくらい定番で、初心者、中級者、上級者に関わらず多くのギタリストに使用されてます。
定番
DADDARIO / EXL110 XL Nickel Round Wound Regular Light
ERNIEBALL / Regular Slinky
ステンレス
出典:サウンドハウス
ニッケルに比べてサビに強く、硬さがあるため張りのある出音になります。
ニッケル弦よりも硬さがあるため、ニッケル弦からステンレス弦へ移行した方は、同じゲージであっても硬さを感じます。
定番
DADDARIO / EPS510 XL ProSteels Round Wound Regular Light
ERNIEBALL / Regular Slinky Stainless Steel
コーティング
出典:サウンドハウス
コーティング弦の最大の特徴は、錆びにくく長持ちすることです。
もちろん使用頻度にもよりますが、手の油や汗がノンコーティング部分の弦の直接触れないため、ニッケル弦などと比較すると3倍ほど長持ちします。
そのため、交換頻度を下げることができますが、変えたての感覚が好き!という方には合わないかもしれません。
定番
ELIXIR / NANOWEB Light
ERNIEBALL / Coated Regular Slinky
ゲージ(太さ)
出典:サウンドハウス
弦のゲージの違いは出音に明確に反映されます。
細ければ繊細な出音になり、太ければ音の輪郭がはっきりした出音になります。
ケージの違いは出音だけではなく、弦のテンション(張り)の強さも変化し、細いほど弱く、太いほど強くなります。
例えば下記のような事がよくあります。
出音を太い音にしたくてケージを太くしたけど、テンションが強くチョーキング奏法やビブラート奏法などに支障がでた。
ではどのように実現するのか。
というところなのですが、みなさんギタリストです。
左手の筋力を鍛えるもの方法として1つありますが、チョーキング奏法などが無理なくできるゲージ(太さ)に戻しピッキングで音を太くする事をおすすめします。
ゲージの基準は「.010~.046」のレギュラーゲージですが、出したい出音に合わせてゲージを決めます。
ですが、あくまで基準であり定番であるレギュラーゲージは、優秀な万能なゲージです。
どのジャンルでも使用できますし、初心者、中級者、上級者に関わらず多くのギタリストに使用されてます。
定番のゲージは3種類あり、ライトゲージ、レギュラーゲージ、ヘヴィーゲージがあります。
.009~.042 | ライトゲージ |
---|---|
.010~.046 | レギュラーゲージ |
.011〜.050 | ヘヴィーゲージ |
ヘヴィーゲージよりも太いゲージは、ネックがロングスケールの場合や、ダウンチューニングを行う場合などで多く使用されています。
この場合も決まりはありませんので、ネックがショートスケールでレギュラーチューニング時にエクストラヘヴィーゲージを使用することもできます。
ゲージの変更はネックに負荷がかかります。
頻繁にゲージを変更し、その度にトラスロッドを調整することはネックとってよいことではありません。
ネックの状態を確認しながらゲージを変更していく事をおすすめします。
ゲージの変更はナットに負荷がかかります。
工場出荷時のまま市販のされているギターのナットは、溝の深さが太いゲージを張る事を想定していません。
そのため、太いゲージを張ってもナットの溝に収まらず、ナットが割れるなどの故障の原因になります。
太いゲージを張る事が想定されていないギターに太いゲージを張る場合は、溝を広げる作業が必要のため、リペアに出して調整する事をおすすめします。
多弦対応弦
7弦ギターなど多弦を使用する機会も増え、メーカーも7弦、8弦、9弦用の弦を販売しています。
6弦に比べ種類は少ないものの選ぶ楽しさが増えましたよね!
一部ですが、ご紹介します。
7弦
ELIXIR / OPTIWEB 7-Strings Light/Heavy
7弦は定番になりつつあるので6弦の種類と比較するとまだ少ないですが、各メーカーでニッケル、コーティングと選ぶことができます。
8弦
DADDARIO / NYXL1074 NYXL 8-String Light Top/Heavy Bottom
8弦はまだまだ定番ではないので、7弦の種類と比較すると少ないですが、選ぶことができます。
9弦
ERNIEBALL / 9-STRINGS Slinky
9弦!
国内外合わせても9弦を使用しているギタリストはとても少ないですよね。
そのためか8弦の種類と比較してもまだまだ少なく、6弦の種類と比較するととても少なくあまり選択することはできません。
まとめ
いがかでしたでしょうか!
ゲージを変更する際、ギター自体に負荷がかかることは忘れてはいけません。
ギターと長く付き合っていくためにも正しい調整と定期的なメンテナンスを行いつつ、自分に合った弦を探していきましょう!
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