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バレーコードの押さえ方

バレーコードの押さえ方

ギターを弾くにあたって避けて通れないのがコードです。

コードは弾き語りやバッキングなど、作曲を学習する際も必ず必要になりますよね。

そんな必ず必要なコードが綺麗に鳴らない時どうしたらいいのか、綺麗に鳴るきっかけをどう掴めばいいのかをご紹介します!

回答は、あくまでも一つの例に過ぎません。
その一つの例がすべてのギタリストに合うわけではありません。

そのため、

  • 手首や指に痛みを感じたらぐやめる
  • 自分には合わないと感じたらすぐやめる

忘れずに参考にしてください。

質問

ではさっそくいただいたご質問を紹介します!

とても手が小さく、指が短いです。

コードを押さえる際も、通常とは異なる押さえ方でしか押さえられないものもあります(例えばCメジャーは、親指が6弦に届かないため薬指でミュートする、など)

特にバレーコードは天敵で、Fメジャー、Bメジャーなど他の指が絡むとどうしても音がビビってしまい綺麗になりません。

これらを解決するには、指が開くように柔らかくするしかないのでしょうか、もしそうであれば何か良い練習方はありますか?

毎日握力トレと指の間にゲンコツを入れて開くような練習はしています。

一部抜粋・省略しています。

回答

いただいたご質問を

  • コードがうまく鳴らない
  • 押弦のためのストレッチ

の2つに分けて回答していきます!

コードがうまく鳴らない

Cメジャーは、親指が6弦に届かないため薬指でミュートする

こちらの内容から推測すると「フォームがよくないため、指が届かずコードがうまく押弦できず音が鳴らない」と考えられます。

そのため、フォームが正しくなっているかを確認することをおすすめします!

フォームの確認

フォームは、ギターを弾くためにとても大切です!
正しいフォームを身につけることはギター上達への1番の近道です。

フォームが崩れていると身体への負担が大きくなります。

肩コリ、腰痛、腱鞘炎など、様々な症状の元になりますので注意しましょう!

フォームの基本の形は、

  • 1. ギターのヘッドが押弦する腕の肩の直線上にある
  • 2. ネックと身体が45度よりも開いている
  • 3. 押弦する腕の肘は、手首よりもになっている

という状態になっていることです。

この状態から演奏によって微調整あなたに合ったフォームへ微調整することをおすすめします。

肘と手首の位置関係の調整には、足置きがおすすめです!

足置きではなく、エフェクターケースの蓋などでも代用することができますが、足置きは身体に合わせて8段階くらいの高さ調整ができるのでとても便利です!

バレーコードの音が鳴る感覚を掴む

次にCやFなどのコード名を気にせずに、「押弦している弦の音を出す」ということに集中します。

まずは、左腕の体勢に無理がないように押弦していきましょう!

  • 1. ギターを構える
  • 2. 左腕の「肩」と「肘」と「手首」がまっすぐになるように肘を曲げる
  • 3. 手首を曲げずに「肘」を支点にしてネックに手のひらを添える
  • 4. 押弦する

このような順序で左腕の体勢に無理がないように押弦してみてください。

手首に角度を付けて無理に押さえると腱鞘炎になりますので注意しましょう!

腱鞘炎についてはにこちらの記事を参考にしてみてください。

【Twitterアンケート結果】ギターを弾いてて今まで腱鞘炎になったことはある?ない?
【Twitterアンケート結果】ギターを弾いてて今まで腱鞘炎になったことはある?ない?今回のアンケートは、ギタリストの職業病とも言える天敵、腱鞘炎についてです。 腱鞘炎とは、指などの関節を酷使することにより腱鞘と呼ば...

押弦した際、肘と身体にくっついて窮屈に感じる方は、ほんの少し離してみてください。
肘と身体に隙間が生まれ、窮屈さが減ります。

押弦するフレットは1人1人の体格によって異なるため、どのフレット数でも問題ありませんが、最初はハイフレットの方が弾きやすいためおすすめです。
この点が「CやFなどのコード名を気にせずに」ということになります。

「押弦している弦の音を出すこと」に集中しましょう!

弦を押さえるとき(押弦)の位置と力加減についてはこちらの記事を参考にしてみてください。

弦を押さえるとき(押弦)の位置と力加減
弦を押さえるとき(押弦)の位置と力加減弦を押さえることを押弦(おうげん)といいます。 押弦は、ギターを弾く上で基本中の基本ですが、間違った押弦に慣れてしまうとピッチ(音...

次にバレーコードを鳴らしていきましょう!
先程記載したようにあなたが押弦しているフレットで問題ありません。

  • 1. 人差し指1本で押弦し出音を確認
  • 2. 人差し指以外を押弦し出音を確認

このような順序で1つ1つ「音がしっかり鳴っているか」を確認しながら行っていきましょう!

人差し指1本で押弦し出音を確認

まずは、人差し指1本で押弦し、しっかりと出音が鳴る感覚を身につけていきましょう!

人差し指1本で押弦する際は、「指の腹」ではなく、「指の腹と側面の間」を使って押弦することがコツです。

バレーコードの押さえ方 - 指の側面を使用したセーハ(バレーコード)の押弦の方法

図1 指の側面を使用したセーハ(バレーコード)の押弦の方法

その際、「指の骨」も有効に使ってあげましょう!
骨を有効に活用できると、押弦時に力加減を楽に行うことができるため、身につていきましょう!

出音の確認は、

  • 1. 弦を1本づつ鳴らす
  • 2. ストロークで鳴らす

という手順を交互に行います。

1本づつなら鳴るけどストロークになると鳴らなくなる・・・

という場合は、1本づつ鳴らす場合とストロークで鳴らす場合で、押弦の力加減に差が生まれてしまっていますので、押弦の力がどこに分散されてしまっているのか確認しましょう!

人差し指以外を押弦し出音を確認

人差し指1本でしっかりと出音が鳴るようになったら、次に人差し指以外を押弦し、しっかりと出音が鳴る感覚を身につけていきましょう!

人差し指以外の指を順番に追加していき、最後にコードとして出音を確認していくのがおすすめです。

バレーコードの押さえ方 - セーハに音を追加

図2 セーハに音を追加

この際も「人差し指+中指」で押弦し出音を確認、しっかり鳴っていたら「人差し指+中指+薬指」で押弦し出音を確認という形で進めていきましょう。

人差し指以外の押弦するフレットは、あなたの押弦しやすいところで問題ありません!

「押弦している弦の音を出すこと」に集中しましょう!

出音の確認は先程と同様です。
1本づつ、ストロークを交互に行いましょう!

続けるうちに

あ、この形の時に力が弱くなって、鳴らなくなるな・・・

など、あなたなりの気づきが見つかると思いますので、そこを重点的に練習してみましょう!

押弦のためのストレッチ

握力トレーニング

握力トレーニングはとても有効です!
ただし、筋肉や関節を傷めないように気をつけましょう!

筋肉や関節を痛めてしまうと痛みがなくなるまで時間が必要になります。
その間ギターの練習ができなくなってしまいますので、痛めてしまう前に痛めないようにしましょう!

痛みを感じたらやめる!

ギターの練習をしながら、練習をやめる勇気も身につけていきましょう!

ストレッチ

指の間にゲンコツを入れて開くような練習は、ストレッチとしては有効です!

実際にギターを弾く際は、「指と指の間に何かが挟まる」ということはありませんが、指を大きく開くストレッチフレーズでは柔軟さが必要になりますので、指を広げる柔軟さがあるというのはとても大切です。

筋力や柔軟さは1日にしてできるようになることではないため、毎日少しづつ筋肉や関節を傷めないように続けていきましよう!

まとめ

まずはフォームです。そして「押弦している弦の音がしっかり鳴っていること」がとても大切です。
焦らずに1つ1つ鳴らしていきましょう!

今、この瞬間からしっかりとコードが鳴るようにしていくことで、明日のあなたを助けてくれます。
弾きたいコードが弾けている自分を常に想像しながら毎日地道に1つ1つ練習して楽しんでいきましょう!

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