リズムトレーニングしていますか?
1人で弾いているとリズムのズレにはなかなか気づきにくいものです。
そんな時に助けてくれるのがメトロノームです!
メトロノームはリズムトレーニングには欠かすことはできませんよね。
メトロノームを使ってリズムトレーニングをして、バンドやセッションなど人と合わせることを最大限楽しみましょう!
今回は、リズムトレーニングに欠かすことのできないメトロノームを紹介します!
メトロノームとは
メトロノームとは、一定の正しい点テンポを示してくれる機材です。
入門用のセットなどでは、セットに含まれている場合がありますが、ギターを単体で購入した場合などは含まれていませんので、自分で選んで購入する必要があります。
含まれていないからといって必要がないわけではなく、メトロノームはギターを弾く上でとても重要となるリズムトレーニングを行うことができます。
リズムトレーニングには、
- ギターを彈かずに体を使ったリズムトレーニング
- メトロノームに合わせてギターを弾くリズムトレーニング
などがあり、どちらのリズムトレーニングにもメトロノームは欠かすことができません!
クリック
メトロノームは、クリックとも呼ばれます。
振り子式と電子式
メトロノームには、大きく振り子式と電子式の2つの種類があります。
振り子式
出典:SEIKO
主にピアノ、吹奏楽、オーケストラなどで使用します。
メトロノーム音のカチッカチッという音の音量調整を行うことができません。
小さめの振り子式は、音が小さくなりますし、吹奏楽などで使用する振り子式はサイズ自体はもの凄く大きく、音も大きいです。
振り子式には、速度記号とテンポが記載されているものがあり、楽譜に記載されている速度記号とテンポが一目でわかるようになっています。
上記はあくまで一般的傾向のため、ギターで使用してはいけないということではありません!
電子式
出典:BOSS
ピアノ、吹奏楽にも使用でき、ギターなどの軽音楽にも使用することができます。
メトロノーム音のピッピッという音の音量調整を行うことができます。
夜の練習時にメトロノームを鳴らしつつ練習する場合、ピッピッという音の音量調整ができることはとても便利ですよね!
そしてイヤホン、ヘッドホンで聴くことができるものもあります。
電子式ならではの機能ですよね!
自宅練習用のアンプやマルチエフェクターなどの機材にAUXがあれば、外部音源としてメトロノームを使用することもできます。
電子式は小型のものが多く、ギターケースやエフェクターケースにすんなりとしまうことができます。
そのため、
- ライブ前に楽屋でリズムトレーニング
- スタジオ前の休憩スペースでリズムトレーニング
と、いつでもどこでもリズムトレーニングができます。
スタジオでは、ミキサーに接続することでバンド全体で共有のメトロノームを聴くことができます。
全体でリズムを見直すときなど、とても有効です!
電子式の種類
電子式は、テンポを刻むことができる機能のみがあるメトロノーム以外にも様々な種類があり、
- クリップ型
- イヤホン型
- 腕時計型
- フェーダー付き多機能型
- PCのソフトウェア
- スマートフォンのアプリ
などがあります。
クリップ型
出典:YAMAHA
譜面台や洋服に簡単に取り付けることができます。
クリップ型のため、レッスンなどで楽譜と譜面台を挟むことができます。
たまにパチンッと飛んでいってしまいますので、故障の原因となる落下には注意しましょう!
イヤホン型
出典:KORG
イヤホン型のため、個人練習用に最適です。
耳で直接聴くため音量に注意する必要がありますが、周りの音に限りなく影響されないため音を見失うことがありません。
KORG独自の装着機構で耳にしっかりと装着することができます。
腕時計型
出典:Soundbrenner
メトロノーム音のピッピッという音がなく、振動でテンポを感じることができます。
バイブレーション・メトロノームと呼ばれたります。
リズムトレーニングを継続していく上でメトロノーム音はたまにとてもつなく無機質な鬼になりますよね。笑
その音を振動にすることで、よりビートとしてメトロノーム音を感じることができます。
Ableton Live, Logic Pro X, Avid Pro ToolsなどのDAWとMIDIクロック(MIDIノート)と動機することが可能で、レコーディングしながらDAWのメトロノームを聴くと同じように振動を感じることができます。
フェーダー付き多機能型
出典:BOSS
フェーダー付き多機能型は、他のメトロノームと比べて少し大きいのですが、3連符や16分などかなり細かい設定を直感的に行うことができます。
このような設定はフェーダーが行うことができ、フェーダーの上下で音量を調整することができます。
MIDI IN端子あり、外部MIDI機器との同期することができます。
インプット端子があり、ギターやベースなどを接続することができます。
接続した楽器のサウンドはヘッドホンやDB-90本体のスピーカーで再生するこができ、ライブハウスの楽屋、スタジオの休憩スペースなどいつでもどこでもリズムトレーニングを行うことことができます。
電源は、電池、ACアダプターのどちらでも使用することができるので、自宅での使用はACアダプターにすると電池の減りを気にすることなく使用することができます。
このDB-90 Dr.Beatが少し大きいなと感じた方は、DB-30 Dr.Beatがおすすめです!
DB-90 Dr.Beatのようなフェーダーはなく、3連符や16分はボタンを押すことで設定することができます。
小型でありながらタップ・テンポ機能があり、タップ・ボタンを押すだけで簡単にテンポ設定を行うことができます。
自宅ではDB-90 Dr.Beatを使い、外出先ではDB-30 Dr.Beatを使うなど、場所に合わせたて同じメーカーの同系列のメトロノームを使用できるのは嬉しいですよね。
PCのソフトウェア
PCを起動中にDAWを立ち上げることなく、確認することができます。
DAWが立ち上がる時間が待てない!というときには便利ですよね。
ソフトウェアのため、電池切れなど心配する必要はありません。
でもせっかくPCを起動しギターを弾くのであれば、DAW立ち上げてリズムトレーニングしましょう!
DAWのメトロノームに慣れることもできますし、何よりリズムトレーニングさえ録音して、どこが合っているか、どこがズレているかを確認することをおすすめします!
スマートフォンのアプリ
最近はスマートフォンのアプリのメトロノームがとても便利ですよね。
いろいろな種類もあり高機能のものもあります。
ただ、練習している時間ずっとアプリを起動しておくため、スマートフォンの電池がなくなりますよね。笑
そのため、スマートフォンのアプリのメトロノームは、あくまで簡易用として使用し、常時使用するのは、しっかりしたメトロノームをおすすめします。
まとめ
メトロノームは、自分で購入する必要があり、いつの間にか購入しわすれちゃいますよね。
そのため、リズムトレーニングがなかなか進ます、気づいた時にはリズムがズレている弾き方がクセになり、リズムが安定しない・・・という事があります。
リズムを安定させるにはリズムトレーニングを行うしかありません!
おすすめは、DB-90 Dr.Beatです。
サイズは大きいのですが、フェーダーでの操作性は抜群でストレスなく設定することができます。
振り返ってみると、かれこれ10年以上自宅用として使用していますが、故障もなく元気にリズムを刻んでいます。笑
メトロノームをまだ持っていない方は、この機会にメトロノームを使用してリズムトレーニングに挑戦しましょう!
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