さっと変更することができないフレット素材。
もちろん打ち直しをすれば変更することはできますが、自分で打ち直しはハードルが高くてなかなかできないですよね。
ギタリストの皆さんがどんなフレットの素材を使ってるのか気になってる方は多いのではないでしょうか!
今回は、ギタリストの皆さんがどのようなフレットの素材を使用しているのかTwitterアンケートを行いましたので結果を紹介します!
なおフレットの種類については下記の記事も参考にしてみてください。
アンケート内容
期間は12月4日~12月11日の7日間で、質問は「あなたの好きなフレットの素材は?」というアンケートでした。
ではさっそく結果を見ていきましょう!
アンケート結果
あなたの好きなフレットの素材は?
フレットに関する記事はこちら!
■フレットの種類https://t.co/56k4xaFA2p#modernguitardive#mgd#getyoursounds#ギター#ギター好き#ギタリスト#フレット#フレット素材— Modern Guitar Dive (@M_GuitarDive) December 4, 2019
ギタリスト全体の割合を示すものではありません。
ご了承ください。
合計で6名の方に回答していただきました。
皆さん、ありがとうございます!
結果は
- 「ニッケル」が33%
- 「ステンレス」が67%
となりました。
ニッケル
結果は33%でした。
ニッケルのフレットは、もっとも多くのギターに使用され、ステンレスのフレットが人気があるといえども定番中の定番です。
ニッケルは弦よりも柔らかい鉄でできてるためフレット削れが発生します。
チョーキング奏法を多様するスタイルのギタリストや、長年同じギターを愛用しているギタリストなど、フレット削れが発生している場合があります。
フレット削れが強く発生している場合は、必ずメンテナンスに出しましょう!
フレットに関するメンテナンスの種類としては、
- 擦り合わせ
- 打ち直し
- フレット磨き
などがありますので、あなたのフレットの状態に合わせて選択しましょう!
ニッケルのフレットのギターを試奏する際は、そのギターを購入するギタリストのために、ガッツリとチョーキング奏法ばかりを試すことはやめることをおすすめします!
数万円、数十万円で購入するギター。
フレットが購入前から削れてる・・・?
これは悲しいですよね。笑
ステンレス
結果は67%とダントツの結果となりました!
先程のニッケルと比べると、滑りがよくチョーキング奏法やビブラート奏法がスムーズにできます。
ニッケルからステンレスに変更してすぐはステンレスの滑りに慣れず、ピッチ(音高)がついつい#になりがちなりますが、慣れればまったく問題ない程度の印象です!
ステンレスは弦よりも硬い鉄でできているため、フレット交換をする必要はほぼありませんが、弦とフレットが擦れれば少なからず摩耗しますので、ステンレスでもフレットの削れが気になる方はメンテナンスに出すことをおすすめします!
ニッケルと比べて出音が硬く、特に高音域でその硬さを感じることがあります。
この高音域の硬さはよく「キンキンした感じ」と表現されています。
ただイコライジングで工夫すれば気にならなくなる程度の硬さの印象です。
この「キンキンした感じ」が気になる場合、Freedom Custom Guitar Researchから販売されているSTAINLESS FRET WARMとSTAINLESS FRET SPEEDYというオリジナル・ステンレスフレットがおすすめです!
ステンレスフレットの特有の高音域の硬さが和らげられてくれるステンレスフレットです。
まとめ
以上、フレットの素材に関するアンケートの結果でした!
フレットの素材が決めては、やはりニッケルフレットの特徴、ステンレスフレットの特徴を比べてみて、どっちが自分に合うフレットかで決めてみることをおすすめします。
流行り廃りで決めず、自分に合うからこっち!と決めたパーツや素材を使っているギターには、より愛着が湧きますよね!
「自分に合う」を知るためには実際に弾いてみることが1番ですので、より多くのギターに触れて、自分に合うフレットの素材を見つけましょう!
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